コン打
初めまして。監理部の津坂です。
参考の写真は、40年以上前のコン打ち風景ではありません。カラー写真を白黒で印刷しましたが、私が工事監理している現場の、5月14日のコン打ち写真です。鉄筋や生コンは、コンピューターで生産管理された材料ですが、打設は御覧の通り、人力頼りです。建設業では、どの業種も同じようなものです。
突然ですが、話しを設計に移します。設計部の皆さんは、CADで図面が描けますが、私はCADで恥しか描けませんので、生意気なことは言えません。
PCや通信設備の進歩は、他業種とは比較できない程に進歩しています。しかし、その最先端の機器類を操作する人間側が、同じように進歩したのでしょうか。私には、とてもそうとは思えません。仮に、の話ですが弥生時代の人に、CADの使い方を6ケ月程教えたら、多分CADを使えるようになる。と思います。
実は其のことが、設計部の人にストレスを与えている。と考えています。先程、私は昔の人でも「CADが使えるようになる。」と云いましたが、「使いこなすことが出来る。」とは言っていません。(機械に利用されないで)使いこなす為には、使う側の脳が進化する必要が有ります。残念ですが、2000年程度では脳の進化は期待できそうに有りません。コン打ちの例で言えば、材料や機器が進歩しても、作業は人力です。体力である以上、限界が理解(自覚)できます。しかし、CADの場合は如何でしょうか。“脳力” (“能力”では有りませんよ)の限界が本人では、理解できない(自覚出来ない)ことで、問題が生じ(ストレスとなり)結果として、仕事が上手く行かない。と云うことが、多々あるのではないかと感じています。
これは、何も当社に限った話では有りません。他でも、同じような弊害が起こっているように思われます。では、そのストレスを溜めない為には如何すれば良いのか。
自分の体力は、本能的に(普通は)感知できる。同じように大変難しいことですが「自分の分」をわきまえること。「自分の脳力」を知って、自分の分を超えそうになったら、遠慮なくSOSの信号を発信することが、必要だと思います。つまり、どう足掻いても脳の進化は、機械の進歩に遅れをとる。と云うことです。建設現場は今でも、本当に大変なのです。身体が。話しが「上棟」から、逸れてしまいましたが上等だと思います。
常々感じていることを文章にしてみましたが、旨く表現出来なくてすいません。