コラム・ブログ

「ほづみの森こども園」施設視察セミナーを開催します

2019年10月3日
医療・介護・障がい・保育施設の建設設計事業を展開する弊社では、このたび保育所認定こども園「ほづみの森こども園」の施設視察セミナーを2019年11月9日に開催させていただくことになりました。
 
「ほづみの森こども園」は2019年4月に岐阜県瑞穂市で開所した保育所認定のこども園です。
講師には弊社取締役、一級建築士の石田とほづみの森こども園の統括園長の吉田先生が登壇し、こども園整備の公募への対応方法のお伝えや、本事業の経緯やエピソードなどのお話をします。
 


■増加傾向にある認定こども園
認定こども園は、教育・保育の一体的に行う施設です。幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設です。
その特徴として、「就学前の子どもに幼児教育・保育を提供する機能」と「地域における子育て支援を行う機能」の2つがあります。前者は保護者が働いている、いないにかかわらず受け入れて、教育・保育を一体的に行う機能です。後者は、すべての子育てで家庭を対象に子育て不安に対応した相談活動や親子の集いの場の提供などを行う機能です。
この認定こども園は2011年には約750園あったものが、2018年4月1日時点で約6,000園と8倍の数に増加しています。




弊社では、子どもを育てる環境として、保育施設設計は非常に重要であると考えています。幼少の頃の保育施設での生活経験は人間成長の過程における原点となり、身体と心を育む貴重な時間となります。園舎の設計計画では、敷地環境を採光や周辺環境との関係を十分に考慮しながら、園児の視点で内部や外部のランドスケープを含めた心地よい空間構造を創りあげることが大切です。
  安全を基本とし、優しい光が溢れ、美しい四季を感じ、子どもの完成に響き、心に残る園での生活、そして地域社会に求められ、永く愛せる園舎を目指しています。
この度の施設視察セミナーでは、最新の温かみのある木造園舎を実際に見ていただくことができます。
保育所は子どもたちにとって社会と初めて関わり合いを持ち、家族以外の人と出会う場所です。幼稚園と保育園の両方の機能を合わせもつ「認定こども園」は、異なる年齢の子どもたちが接触する「子どもの社交場」とも言えるコミュニケーションを育む場所です。「ものづくり」を通して都市にメッセージをという経営理念をもつ当社が施設計画のポイントをご説明させていただきます。
 
■施設視察セミナー 概要
日にち :2019年11月9日
時間  :14:00-16:00 (受付開始13:30)
会場  :ほづみの森こども園
所在地 :〒501-0223 岐阜県瑞穂市穂積966番地1
参加資格:1法人3名まで (無料)
 
 
■ほづみの森こども園 概要
店舗名 :ほづみの森こども園
開所  :2019年4月1日
定員  :90名
敷地面積:3,674.05㎡
建設面積:767.20㎡
延床面積:1,230.81㎡
所在地 :〒501-0223 岐阜県瑞穂市穂積966番地1
TEL   :058-322-5300
URL   :https://hozuminomori.jp/