コラム・ブログ

設計士としての責務

2019年11月11日
こんにちは。設計部の平井です。

先日、沖縄県の首里城で火災が発生し、文化財などが消失する事故が発生したのは記憶に新しいところだと思います。
今年は京都での放火事件や、海外ではノートルダム大聖堂の火災など、大きな火災のニュースが多いように感じます。
建築を設計するうえで、火災は最も考慮すべき災害の一つです。
建築地を監理する各消防署では建築物の安全性について、非常に細かな審査があります。
ほとんど多くの施設で安全に過ごせるのも、この審査が助けの一つになっているのです。
ただそれだけの対策を施してなお、上記に挙げたような火災事故が起きてしまうのか。と、少しショックを受けてしまいます。
設計士として、安全な建物を世に送り出す責任を持つものとして、火災による被害が起こらないような、安心して過ごしていただけるような、そんな設計をしていこう。と、改めて感じる事故でした。