たんぽぽ絆の里

事例

たんぽぽ絆の里

施設種別:特別養護老人ホーム
所在地:愛知県一宮市
構造:木造2階建
延床面積:236,9.6㎡
定員: 56名
竣工年月:2020年03月



福祉村を形成する⼀施設です。⾼齢者の終の棲家として安らぎと尊厳を尊重し、群全体として、旅館やホテルのような上質でご家族も来たくなるような施設群を⽬指しました。

この特別養護⽼⼈ホーム『たんぽぽ絆の⾥』は和⾵ホテルのようなイメージというご要望をいただき、また、⽊造2階建特養として必要な準耐⽕建築物(イ準耐)の要件を満たす、⽊⽬と⽯⽬のサイディングによる和⾵の外観イメージをご提案しました。

【設計ポイント】
和⾵ホテルのようなイメージを創出するにあたり、2階建てと平屋の2棟を中庭のある渡り廊下でつなぎ、居住空間とイベント空間を分けた平⾯配置とし、変化のある屋根が軒を連ね⽴体的でリズム感のある造形としました。
その形に対し、落ち着きと親しみのある⽊⽬や⽯⽬を使い、重厚感がある雰囲気をつくりつつ、横に⻑い建物であるため、⿃が⽻を広げたような伸びやかなデザインで横ラインを強調し3層の配⾊としました。
基部に⽯⽬、平屋棟・中間層は重厚感ある濃茶の⽊⽬、上部はグリーンの⽊⽬「キャスティングウッドプレミアムノースグリーン」を使⽤しました。
和⾵のイメージが強くなる漆喰の⽩をあえて使わず、緑の⽊⽬を使うことで、特徴的な⾮⽇常感を醸し出し、丸太を使った⼒強い⽞関ポーチと庇が対⽐⾊の⾚のアクセントして映えています。

村全体が調和のとれた豊かで和みある⾵景となることを企図し、他の施設と同様に⽊⽬をベースにしつつ、村のコンセプトカラー⾚の屋根・庇をアクセントとし、調和を図りました。夜ともなると村全体が暖かな電球⾊の灯りに包まれ、本格的な和⾵旅館群の⾵情を創出しています。