施設設計の3つのポイント
Point 1
満床・満室の実現
プロが設計・監理するのだから完成した建物は、満床・満室になって当然です。その為には、どんなコンセプトを打ち出すべきか?事業を複合すべきか?単独にするのか?家賃設定やサービス内容はどうするのか?ご入居者の使い勝手はもちろん、職員にとっても働きやすいのかどうか?これまでのノウハウを最大限に活用し、魅力溢れる施設にすることが重要です。あなたの夢をユーエス計画研究所と共に実現していきましょう。
Point 2
明るい内装
自然光にあふれたロビーにすることが大切ですが、計画上中廊下等になってしまい人工照明 に頼らざるを得ない、そんな場合でもトップライトや間接光、そして木質系の内装材により、暖かく柔らかい空間が演出できます。中庭やトップライトの活用、素材の選択と色彩計画が重要です。
Point 3
ユニバーサルデザイン
すべてにおいて安全性が求められるのが医療施設です。便所、浴室、家具、扉、手摺、床の素材について、安全で耐久性、抗菌性のある素材とディテールを選択します。わかりやすい施設とするには、サイン計画とカラースキームは重要です。
設計の費用について
QUESTION
設計の費用っていくらが相場なの?
新築工事の場合坪70万円、介護施設で坪60万円程度が工事費の目安です。
そしてその5%程度が設計管理費用となります。
設計管理費用には、建築、構造、設備の基本設計、実施設計費用が含まれ、
報酬全体の70%が設計費用、工事現場での監理費用が30%となります。
約500坪の介護施設を
設計したとしますと、
<工事費> 500坪 × 60万円/坪 = 30,000万円
<設計費> 30,000万円 × 5% = 1,500万円 となります。
工事費は業者に特命で依頼した場合、これより15%程度高い金額で見積りを出されることは希ではありません。工事業者見積りはそれほど差があるのです。
15%違うと工事費は、
30,000万円 × 15% = 4,500万円 の事業費増となります。
工事費を抑え、便利で機能的な施設をつくる手助けをするために、設計事務所の職員は日夜、残業もいとわず奮闘しています。設計費用は安い方がよいのは当たり前ですが、皆様の総事業費を抑えて、かつ品質を確保するために時間と労力をかけていることをご理解ください。
工事費をできるだけ安くすることと、建物が快適になりお客様が喜ばれ、より多くのお客様に来ていただくということがより重要なのです。
工事費が仕様、グレードによって変わるように、設計料も工事の種類規模によってその料率が変わります。