いつもありがとうございます、不動産担当、医療福祉すまいマネジメントの村上です。
土地のことを考えてみます、ちょっと日本の歴史をふりかえってみると。
大昔、おそらく3千年も前の民は土地にたいするこだわり、所有にたいする意識はなかったでしょう。
そのころの民は狩猟採取の生活で、果実も食べる物も、そこでとれるあいだはそこにいて、取れなくなったら、とれるところを探して移り住む、という生活でした。
少し進んで、稲作を始めた2千年くらい前から民はその場所に定着するようになりました。
耕作するようになったのです。春コメをまいて秋コメを採って、それを食べて生きていく。もしあまったらその民のたくわえになる。
もちろんそのころの価値は土地ではなくコメにあったのですが。
さらに時代が進むと、やがてコメをつくるため、田んぼを広げるようになり、「自分のコメ」=「自分の土地でとれた」という気持ちから民の土地に対する所有意識が生まれてきました。
そして歴史がどんどん進むにつれて、千年以上前のころですが、そう昔学校で習った「三世一身の法」とか「墾田永年私財法」とかで、「田んぼ作ったり、ひろげたりしたらその人のものにする」こととなっていきました。
お上(おかみ)はより多くの年貢をとりたてるため、全体としてコメがたくさんとれればいいので、私的な所有を推奨することになります。
やがて、それが大地主を生むことにもなっていきます。そう「コメのとれる土地」が財産としての不動産にどんどん発展してきたのです。
「不動産のもとは土地、土地のもとはコメ」などと、うんちく傾けるのも楽しいものです。
稲穂の国の不動産、土地、のご相談ありましたら、ユーエス計画研究所には、医療福祉すまいマネジメントがあります。なんでも、お気軽にお声がけください。