こんにちは。取締役 設計監理部の石田です。
先日、沖縄県名護市に企業主導型保育施設が完成し、竣工検査を行ってました!
既存の小規模保育施設に隣接した60人定員の企業主導型保育施設です。
名護の美ら海が見える小高い丘の中腹に位置しています。外観は沖縄らしい花ブロックをアクセントとしつつ、きれいな空と海に映えるシンプルな白い建物としました。
内部は仕切りのない広々とした一体空間として、内装は木をふんだんに使い、ナチュラルなあたたかみのある空間となっています。
採光と換気のため多くのガラス窓を採用しながら、大きな庇と花ブロックの手摺壁によって、強い日差しのや強い風にも配慮しています。大きな庇のウッドデッキテラスで雨の日でも外で活動できます。
また、建物として地下1階地上1階の2層
構造ですが、地下1階部分も道路に面した全開口があり明るい光が入るとともに、三方向が地中になっており、年間通して暑すぎず比較的一定の室温で快適な乳児室となっています。
あと、沖縄限定の幼児用トイレのドアがあるということで、採用しました。かわいいです。
園庭は小規模保育施設と供用の大きな芝生園庭としました。敷地に段差をつけ、駆け上がりと名護の海が見え、すべり台にして下りてくるような立体的な園庭としました。
今回、初めての沖縄での仕事をさせていただきました。名古屋とはまた建築の考え方が違うところも多く、改めて地域性、風土性にあった建築の在り方を学ぶことができました。