コラム・ブログ

地元の風景を担う建築物「小牧市立図書館」

2021年12月10日

こんにちは
10月からユーエス計画研究所に入社しました伊藤哲と申します。
株式会社ERCデザインで勤めていた頃には木造を含め様々な構造設計を行ってきました。

私自身、元々が農業大学出身であることもあり、建築物の中では木造建築に愛着があります。
ユーエス計画研究所に加わったことで
今まで以上に木造建築に携われる機会が増えることを嬉しく思い、
今まで以上に精進したいと思います。

未熟者ですがこれからもどうぞよろしくお願い致します。



地元の風景を担う建築物

さて、今回は私の地元である小牧市に建つ建築物について書こうと思います。

私の家の近くには「旧小牧市立図書館」がありますが、
2021年3月に小牧市中央図書館がオープンしたことから最近では取り壊しの工事が進められています。
旧小牧市立図書館は「象設計集団」という建築家の集まりが設計した図書館で
他の代表的な建築作品には日本建築学会賞を受賞した「名護市庁舎」があります。


先日、散歩がてら見に行きましたが
今ではすっかり囲いに覆われてしまい、建物を見る事が出来なくなってしまいました。

私が小さい時からずっと在り、私の記憶の中で小牧市の風景の一端を担っています。
そこに在るのが“当たり前”だと思っていたため
それが無くなるということには物寂しさを感じます。

今回のことで、建築物というのはその土地に住む人の記憶にも深く結び付いているものだと感じました。
私たちが作る建物も、誰かの記憶の風景の中で当たり前に在るものと思ってもらえているかもしれません。

 


ユーエス計画研究所は「公共物件の改修・新築計画」にも取り組んでおります。
その記憶が少しでも綺麗なものとなる様に
日々の仕事を精進したいと思います。

2021.12.07
設計監理部 伊藤






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