コラム・ブログ

建設までの流れ

2019年6月20日
01調査企画・ヒアリング
建物づくりはまず、お互いをよく知ることから始まります。
建物づくりに関するイメージ、ご要望、予算など、まずは率直なお話をお聞かせください。
建物内で使用する器具、家具、備品などをどのように使っていくか、という情報が基本になります。
02調査企画・打合せ(ファーストプランの提案)
ヒアリングさせていただいた内容を元に、お客様の理想の建物の間取りをご提案いたします。
現在の機能だけではなく、将来のあり方も含めて検討し、お客様の期待を必ず上回るご提案をいたします。またその時点での概算工事費もお伝えいたします。
プランの提出は一度では終わらず、お客様に満足いただけるまで何度でもご提案いたします。建物の設計作業は、お客様と設計者の共同作業です。
03設計業務・基本設計
プランにご満足いただき、当事務所にご依頼いただけることとなりましたら、設計監理契約を締結いたします。
その後、間取りを確定させるための基本設計を行います。ファーストプランの段階からもう一段階踏み込んで、平面図だけではなく立面図等の作成も行い、プランの概略を決めていきます。
04設計業務・実施設計
基本設計終了後、実際の工事をするための図面を作成いたします。
詳細な図面を作成し、構造設計、設備設計等を含めた総合設計を行います。
実施設計図は工事費見積り用の図面となりますので、細かな仕様を指定したかなりの量の図書となります。
05監理業務・見積依頼
実施設計を元に、実際の工事を請け負う施工会社へ見積りを依頼します。
複数の会社に依頼し、最適な施工会社を決定いたします。
金額的なことはもちろんですが、お互いに信頼関係が築ける相手であるかも決定要因のひとつです。
06監理業務・コストコントロール
当事務所では類似物件のコストデータを多数保管しておりますので、基本設計、実施設計のそれぞれの段階で概算チェックを行い、コストコントロールを行っていきます。見積り金額と予算とを照らし合わせ、必要であればプランの見直しを行います。
無駄を省き、より付加価値の高い部分にコストの配分を行います。
限られた予算の中で、お客様の想いをどれだけカタチに出来るかが設計士の腕の見せ所でもあります。
07監理業務・工事監理
実際の設計図に沿って工事が正しく行われ、品質が確保できているかを、建築家が第三者の目で厳しくチェックいたします。
08監理業務・引渡し
工事が完了しても最終的に設計士が建物を厳しくチェックし、本当にお客様にとって最高の建物になっているかを確認いたします。すべての検査をクリアした後、晴れてお客様へのお引渡しとなります。
09監理業務・アフターフォロー
建物づくりは建物が出来上がったからといって終わりではありません。
実際に使ってみなければわからないこともたくさんあると思います。
建物が建ってからも何年、何十年と気軽に相談していただける存在でありたいと思っております。