コラム・ブログ

ミャンマーのヤンゴン集会ホール

2020年6月26日

皆さん こんにちは ! 設計部のキンと申します。

 

皆様 元気ですか。最近雨が良く降っていますので涼しくなってきましたね。

 

今回は私の国(ミヤンマー)で有名な建物についてご説明したいと思います。

それは、ヤンゴン大学であるヤンゴン集会ホールのことです。

 

ヤンゴン集会ホール・外観

 

 

ヤンゴン大学は、ヤンゴンで最も複雑で争われているスペースの1つであり、街の歴史にとって計り知れないほどの政治的重要性の1つです。

なので ミヤンマーと言えばヤンゴン大学のことも一緒に考えることも必要があると思います。

ヤンゴン大学には歴史がたくさんありますので、ミャンマーで 一番有名な大学となりました。

 

キャンパスはインヤ湖とピイロードの長い一帯の間にあります。

大学は、多数のレクチャーホールと教員の建物、学生寮、スポーツ施設、図書館の建物、キリスト教の礼拝堂、仏教の集会ホール、

そして大きな集会ホールで構成されています。後者は1927年に建設されました。それは長い私道の端に位置し、広大なキャンパスの中心として機能します。

 

ヤンゴン大学についても説明したいことがたくさんありますが、今回は集会ホールのことを説明させていただきます。

キャンパスで最も象徴的な建物である集会ホールは1927年に完成し、それ以来毎年の卒業式(写真を撮った日を含む)と多くの重要なスピーチを主催してきました。

 

大学の卒業生には2人の首相がいます。

1人の副首相; 国連の三番目の事務総長、ウ・タント。アウンサン将軍自身。

私も工大学を卒業した時、その集会ホールで2回参加しましたのでとっても楽しかったです。

キャンパス周辺には他にもさまざまな興味深い建物があります。

特に 集会ホールの天井はとってもきれいです。ステンドグラス付きの大きなシーリングライトが照明を提供します。

 

ヤンゴン集会ホール・天井

 

 

階段状のバックルーフと中央にアーチ型の3つの出入り口があり、ホールの対称的な形状が重厚な印象を生み出しています。

建物の両側には列柱式の通路があります。ガラスのドームのおかげで、大規模な講堂は自然光に溢れています。

 

ここで、アウンサン 将軍 の娘 アウンサン・スーチーは数度 スピーチを行いました。

さらに、米国のバラクオバマ大統領が2012年にミャンマーを訪問した際にスピーチを行いました(2014年には、キャンパス内のダイヤモンドジュビリーホールでもスピーチを行いました)。

ヤンゴンですでにいくつかの建物を設計していたトーマス・オリファント・フォスター。ウォードは1930年にロンドンに戻るまで、大学での仕事も手伝っていました。

 

そのヤンゴン大学について忘れられない記憶があるヤンゴン集会ホールのことについてユーエス計画ブログでかけるチャンスがありましたのでとてもうれしいです。

 

皆さん毎日元気に過ごしてくださいね!

今日も良い一日を~

 

2020.6.26

設計部

キン