こんにちは。取締役 設計監理部の石田です。
先日、今お仕事させていただいている複合福祉施設の類似事例の視察を、お客様はじめプロジェクトメンバーで行ってきました。
仙台と群馬の施設を見させていただきました。
仙台編
仙台では、地域交流レストランカフェ、障がい者就労支援、企業主導型保育施設、看護小規模多機能型居宅介護、サ高住等からなる複合施設を見てまいりました。
健康にこだわったおいしいランチがあり一般の方もたくさん訪れているレストランやヤギのいる庭を中心に各施設が配置され、フェンスのないどこからも入ってこれる開かれた福祉施設でした。まさに地域の一部として地域の方も日常的に訪れる光景は、共生型社会を実現しており地域に溶け込んだ福祉拠点として非常に興味深い体験でした。
群馬編
その日のうちに群馬に入り、よく日2つの施設にお邪魔いたしました。
児童発達支援をはじめ特養等の高齢者福祉をされている法人様では、「かんのむし」という考え方でこどもと向き合う考え方に触れ、とてもユニークで優しい子育ての形を知ることができました。
鎮守の森・神社と一体になった施設配置も素晴らしい環境でした。
もう一施設は、こんにゃくやリンゴ畑が拡がるのどかな場所にある複合施設を訪れました。レストランカフェ、ベーカリーカフェ、フィットネス、足湯といった地域の人たちに解放されたコンテンツを持ち、障がい者グループホーム、就労支援、放課後等デイサービス、障がい者日中支援生活介護が一体となった複合施設でした。
こちらも地物の野菜を活かしたおしゃれなランチが楽しめ。地域の人で満席のレストランをはじめとして、地域の方がどこからでも入ってこれるオープンな複合福祉施設で、隅々までデザインされ、一般の人にとっても居心地のいいおしゃれな空間を楽しめる素敵な施設でした。
複合福祉施設と設計
このような地域に解放された複合福祉施設は、東海地方にはまだまだ少なく、今回のプロジェクトの意義と責任を改めて強く感じるとともに、全国から視察に来ていただけるような施設となるようにこれから始まる工事にワクワクしながら進んでいきたいと思いました。
最後に、アテントいただいたお客様、たくさんのお話をしていただいた各施設の方々、とても楽しく充実した視察をさせていただき、ありがとうございました。
設計監理部 石田
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