コラム・ブログ

SDGsと建物のWinWinな関係
~木造建築で【気候変動に具体的な対策を】~

2023年10月19日

 今年の夏は残暑が厳しかったと感じられた方も多かったのではないでしょうか。地球温暖化が進んでいるという声もよく聞いたのではないでしょうか。もちろんそれだけが理由ではなく、様々な要素が影響しての結果なので、来年は冷夏になるかもしれません。ですが地球温暖化が世界規模の課題としてとらえられているのは事実です。


 現在、地球温暖化対策として、人類全体で地球温暖化ガスである二酸化炭素削減のために、カーボンニュートラルの取組みを進めています。

 カーボンニュートラルというと木材を使わない、森林伐採をしないというのが正しいと考えている人も多いのではないでしょうか。実は木材、特に国産木材を使うことはカーボンニュートラルに貢献するのです。


 実は、森林伐採に対して危険を警告している対象は、主に熱帯雨林です。南米や東南アジアにある熱帯雨林の伐採(焼き払い)は深刻な環境問題となっており、空気中に多数の二酸化炭素を排出しています。ですが、日本の森林となると実は事情が異なっています。


 森林というのは「成長限界」というものがあり、長い間放置して限界まで成長すると、空気中の二酸化炭素を吸収しなくなります。

 木材を適切な面積だけ伐採すると、その森林の成長は再び活性化し、二酸化炭素の吸収量が増加します。伐採が吸収量を増やすという、ちょっと意外な現象がおこるのです。木材は二酸化炭素を固定した状態で、建築物に変わります。この木材を燃やしてしまうと二酸化炭素は空気中に放出されますが、建物として残っている限り森林と同じ働きをするのです。

 日本の森林は国土面積の68.2%(世界2位)と言われています。日本の森林の成長が活性化することは、地球温暖化への大きな貢献に繋がります。しかも、国産の木材を使う場合は、外国の木材を使う場合に比べて、輸送時に発生する二酸化炭素の削減にも繋がります。


 木造建築は地球にやさしいだけでなく、お財布にもやさしいのが特徴です。木造建築の場合、同規模の鉄筋造・鉄筋コンクリート造に比べて、施工期間が短く、コストも低くなります。

 さらに木造建築には調湿(湿度調整)効果があるといわれ、快適に過ごせるといわれているため、エアコンなどのコストも下がる・・・かもしれません。それ以外にも木材は住んでいる人の気持ちを落ち着かせる効果があるなど、様々なことが実証されています。

 詳しく知りたい方は林野庁が公開している、「科学的なデータによる木造建築物のQ&A」(https://www.rinya.maff.go.jp/j/mokusan/attach/pdf/handbook-24.pdf)をご覧ください。


 ユーエスグループではSDGsの観点からも木造建築に力を入れてきました。現在は技術も進歩し中大規模な建物も木造建築で建てることができるようになりました。木造建築をご検討の方がいらっしゃいましたら、ぜひユーエスグループにご連絡ください。



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